• 2019/4/27
鉄棒ぶら下がり

チコ豆知識~なぜ外あそびが必要なのか?~

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chico nurseryでは、『チコだより』というお手紙を、不定期で保護者の方にお渡ししています。
内容は主に子どもたちの様子や、お願い・お知らせ等ですが、今年度から『チコ豆知識』という欄を作りました。
保育園のお手紙

チコナーサリーの保育士は主に2人。
私(きょうこ先生)とみふゆ先生、時々お手伝いにあきよ先生とゆみ先生が来てくれます。
全員保育士と幼稚園教諭の資格があり、短くて7年、長くて14年の実務経験があります。
(みちこ先生はおいしい給食を作ってくれています♪)
チコナーサリーの先生たち

その知識と経験を活かし、みんな信念を持って保育に臨んでいるのですが、私たちが保育の中で大切にしていることを少しずつお話していけたらと思い、『チコ豆知識』の掲載を今年度から開始しました。
その内容を、今後はこちらのブログでも紹介していけたらと思います^^
保育の豆知識

チコナーサリーが1番大切にしていること、それはズバリ『外あそび』です!!
知育や英語など、早期教育が注目されがちな世の中ですが、幼少期において1番大切なことは、やはり基礎となる体作りだと思っています。
外あそび

チコナーサリーには園庭はありません。
でも保谷にはたくさんの公園があるので、毎日いろいろな公園にあそびにでかけます。
公園あそび

時には片道30分以上かけて、みんなが大好きな文理台公園に行くことも。
以前は疲れてしまい、帰り道に泣きべそをかく子もいましたが、チコナーサリーに通う内に体力がつき、今では平気な顔をして歩いています。
お散歩

たとえ滑り台やブランコ等、遊具がなくたって子どもたちはあそびの天才!
想像力を働かせ、友だち同士でごっこあそびを始めたり、かけっこをしたりします。
公園あそび
節分の時期には「オニだぞ~~~!」と言いながら友だちを追いかけたり、桜の時期には落ちていた桜の花びらをごはんに見立てたり。

先日は小さな枝を拾い、木の幹をトントンしている子が。
「何してるの?」と聞くと「木の修理!!」
病気になった木を治療してあげていたようです笑
あそびの中で想像力を掻き立て、どうしたら楽しい時間が過ごせるのか、自分で考え行動する力が身に付いていきます。

そして時にはケンカをしたり、お友だちを泣かせてしまったりすることも。
何をしたらいけないのか、何をしたら嫌がられるのか、集団であそぶ時のルールは、あそびの中で学んでいきます。
公園あそび

また、外あそびや散歩では、転んだり滑ったりして小さなケガをすることもあります。
「可愛い我が子がケガをするのはかわいそう」
そう思う方もいるかもしれませんが・・・幼少期に小さなケガをすることは、やはり必要です。

「どうして転んでしまったのか」
「何をしたら危険なのか」
「どうしたら最小限のケガで済むのか」
言葉で伝えるだけではなく、実際に体験することは非常に大切です。

「階段を降りる時は手すりを持ってゆっくりと」
「転んだ時には手をつかないとケガをしてしまう」
「ブランコに乗っている時、手を離すと落ちてしまう」
そんなことを実際に体験し、子どもたちは学んでいきます。

いくら言葉で伝えても、実際に経験しないと分からないことはたくさんあります。
「転ばない方法」を教えるのではなく、「転んだ後どう気を付けるべきか」を伝えていくことが大切です。
ブランコ

そしてスイミングや体操等、習い事やスポーツだけでは経験できない複雑な動きが、あそびの中での運動に含まれています。
『走る・よじ登る・斜面の上り下り・ジャンプ・ぶら下がる』などなど。
木登り
斜面上り
斜面下り

あそびを通して体がバランス良く発達すると、良い姿勢や手先の器用さにつながり、正しい姿勢で食事をとれたり、指先を上手に使ってボタンをはめられるようになったりします。

なによりお日さまをたくさん浴び、のびのびあそんだ子どもは、丈夫で元気いっぱいです!!
鉄棒ぶら下がり

チコナーサリーはこれからも外あそびを大切にした保育を行っていきます。
外あそび

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